Walbrix 3.x のダウンロード
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概要
STBBS.NETの社内及び得意先で利用している最新の Walbrixです。幅広い環境でテストされているバージョンではありませんので At your own riskにてご利用ください。
「Walbrixってなに?」という方はまず Walbrixの紹介 や WalbrixのFAQを参照してください。
インストール方法
インストール時に限らず、Walbrixの操作はキーボードのみで行えるようになっています。
- ダウンロードしたISO9660イメージファイルをトラックイメージとして CD-Rに書き込んで下さい。仮想環境にインストールする場合はイメージファイルをCD-ROMとして使用するよう指定するだけで結構です。
- CDでPCを起動するとしばらくしてインストーラが表示されます。「インストール」メニューから「64ビット」か「32ビット」を選択してください(PCが64bitに対応していない場合、64ビットの選択肢は表示されません)。
- 次にインストール先となるハードディスク(やSSD、USBメモリなどなんでも)を選択して下さい。インストールが終わるとディスクが排出され、再起動を促されます。
Walbrix 2.6.33との違い
Walbrix 2.6.33(2010年に公開)から、下記の変更が行われています。
- 64bit/32bitの両バージョンが提供されるようになりました。
- Linuxカーネルが 3.3ベースに更新されています。Walbrix 2.6.33では Xen専用にカスタマイズされたLinuxカーネルが用いられていましたが、Walbrix 3.xでは通常の Linuxカーネルを使用しています。
- Xenが 3.x系から 4.1系に更新されています。これにより、Pentium3世代といったあまりにも古いPCでは動作しなくなってしまいました。
- インストーラが書き直されています。
- システムのルートパーティションが ext4でフォーマットされます。以前は ext3でした。各仮想マシン用のボリュームに使われるフォーマットは xfsで変わりありません。
- 2.6.33からのアップグレードインストールはできません。
- Pythonが2.6から2.7に変更された関係で、UIのバイトコードも Python2.7用にコンパイルされたものに差し替わっています(Pythonのバイトコードはバージョン間で互換性がありません)。
- 仮想化ハイパーバイザとしての機能に特化してシステムの容量を削減するため、Portageなど Gentoo Linuxとしての機能は削られました。
- 主に開発者自身の利便性のため、レスキューモードが追加されました
仮想環境での動作について
Walbrix 3.xは Walbrix 2.6.33と比べて KVMや VirtuakBox, VMWare, Parallelsなどの仮想環境でも動作しやすくなっているようです。以下、仮想環境で動作させるための情報です。
- 仮想化命令を搭載した64bit CPUが必要です。2010年頃までのCPU(特にインテル製)は、仮想化命令を搭載していないものも多いので注意して下さい。
- 仮想化ソフトウェアはできるだけ最新のバージョンをお使い下さい。
- 仮想ネットワークインターフェイスのタイプはNATではなくブリッジにして下さい。
- 仮想ネットワークインターフェイスにおけるプロミスキャスモードの利用を許可してください。
- VitualBoxの場合はネットワークの詳細設定にあります
- VMWare FusionではOSの起動中に許可するかどうかを聞かれます
- まず試すだけなら、メモリを最低512MB、ディスクを10GB程度割り当ててください
VirtualBoxをお使いの方はWalbrixを VirtualBoxで利用するにて VirtualBox上に Walbrixをインストールする手順をご覧頂けます
レスキューモードについて
インストーラの「ツール」メニューからレスキューモードを開始することができます。レスキューモードは、メモリ上だけで動作するように調整された Linuxのコマンドライン環境です。
また、インストール済みの Walbrixもレスキューモードを持っています。grubが起動した瞬間に ESCキーを押してブートメニューに入ると選択することができます。
コマンドライン操作で Linuxのトラブルシューティングをするスキルがある方なら、SystemRescueCD と似たような用途に利用できると思います。
既知の問題点
- インストーラでキーボードのタイプ(日本語/英語)を選択できない。日本語キーボードをお使いの方はインストール後に設定変更をする必要があります
- インストール先以外のディスクに既にwbvgという名前のボリュームグループが存在する場合にうまくないことが起こります
- システムをインストールしたディスクと同じディスクに自動で作成された wbvgという領域を削除してしまうと、UIからはもう作れません
- iscsitargetが収録されていません。最新のカーネルに追従しないようなので今後の収録予定はありません
- ndiswrapperが収録されていません。最新の Linuxカーネルに追従次第収録される予定です
- dom0にてメモリの搭載量が実際より少なく表示されます。本当に少なく認識されているのか、表示上だけの問題なのかはよくわかっていません
- その他、Walbrix 2.6.33時代に収録されていたものがいくつかまだ収録されていません (tigervnc, lm_sensors, nbd, open-iscsi等)
ソースコードについて
GPLで定められた権利のもとソースコードを必要とする方は CDイメージではなく DVDイメージをダウンロードしてください。
但し、Walbrixをビルドするに当たっては Gentoo Linuxの distfiles上にあるソースコードに手を加えていませんので、この場所からソースコードを取得する実質的な意味はありません。
更新履歴など
を、気が向いたらここに追記するかもしれませんし、Walbrixの Google+ページ に書くかもしれません。
2012-4-19 (Walbrix 3.3.2)
- dom0カーネルが3.3.0から 3.3.2に更新されました
- vmstat, base64コマンドが抜けていたので追加しました
- expat, samba, sdl-mixer, freetype, opensshが更新されました。なお Walbrix本体は smbdを利用しないため CVE-2012-1182の影響を受けません。
- WBUI 0.0.29: 操作に対する効果音が一部復活し、中央サーバへの接続・切断操作が完了しない問題を修正しています
- カーネルモジュールをロードできない問題が修正されました
- 起動時/シャットダウン時のスプラッシュ画面が更新されました
- udev, LVM周りで不足していた設定ファイルなどを追加しました
2012-4-8 (Walbrix 3.3.0)
- dom0カーネルが3.2.9から 3.3.0に更新されました
- domUカーネルが3.0.22から 3.0.27に更新されました
- インストーラが改良され、日本語非対応のわかりにくいブートローダーメニューを操作する必要がなくなりました。
- 仮想マシンのコンソールを利用できるようになりました
- 「仮想マシンの複製」「ディスク容量の拡張」「仮想マシンの名前とRAM割り当て容量の変更」機能が追加されました
- testdisk, dmapi, gptfdisk, unifont, jfbterm, nettleが追加されました
- expat, acpid, lxml, pciutils, emul-linuix, bash, freetype, openssl, xfsprogs,libjpeg-turbo,util-linux,sysvinit, libpng, libtasn, gnutls, ntfs-3g が更新されました
2012-3-4 (Walbrix 3.2.9)
- dom0カーネルが3.2.5から 3.2.9に更新されました
- domUカーネルが2.6.32.56から 3.0.22に更新されました
- mkfs.ntfsが正常に利用できなかったのを修正しました
- strace-4.6, kexec-tools-2.0.2-r1, fsarchiver-0.6.12が追加されました
- レスキューモードが追加されました。インストールディスク又はインストール済みの Walbrixにおけるブートメニューから選択して起動できます
- システムを軽量化しました。Walbrixは従来、ベースディストリビューションである Gentoo Linuxとしての機能を残していたのですが、断腸の思いでこれをなくし展開時容量を 2GB前後から 300MB以下に抑えることにしました。なお軽量化前の Gentoo Linuxは xentoo-で始まる名前のアーカイブファイルとして DVDイメージに収録されています。
- カーネルモジュールが xz圧縮で収録されるようになりました。
- システム軽量化に伴い、64bit/32bitの両バージョンと、2010年公開の Walbrix 2.6.33がひとつの CDイメージに収録されるようになりました。
- インストールディスクのブートローダーが isolinuxから grubに変更になりました。
- memtest86のかわりにmemtest86+を収録するようにしました。また、それをインストールディスクからも起動できるようにしました。
2012-2-11 (Walbrix 3.2.5)
- ソースコードを同時収録したDVDイメージを従来形式のCDイメージと共に公開するようにしました。これに従い、http://dist-tokyo.walbrix.net/distfiles/ を通じたソースコードの提供を中止します。
- dom0カーネルが3.2.1から 3.2.5に更新されました
- LTS(長期サポート)バージョンのdom0カーネルも /boot 以下に収録しました。バージョン 3.0.20
- DomUカーネルが2.6.32.54から 2.6.32.56に更新されました
- grep, man, linux-headers, lm_sensors, intltool, xkeyboard-config, dejavu, gobject-introspection, eselect, eselect-fontconfig, openssl, libogg, portage-utils, jpeg, libpng, libconfig, genkernel, libnfsidmap, libvorbis, curl, pambase, attr, realpath, lvm2, portage, python-updater, libpng, openrc, syslinuxが更新されました
- cairo, edが追加されました
- sysfsutils が削除されました
2012-1-15 (Walbrix 3.2.1)
- dom0カーネルが3.1.2から3.2.1に更新されました
- domUカーネルが2.6.32.48から2.6.32.54に更新されました
- glibcが2.12.2から2.13-r4に更新されました
- pyxmlが追加されました
- xen-tools,portage,timezone-data,binutils,gmp,ncurses,nasm,openssl,gtk-doc-am,xorg-drivers,ca-certificates,patch,iputils,dhcp,lsscsi,ethtool,libevent,audiofile,libpng,fuse,talloc,lzo,iproute2,file,libxml2,s3cmd,coreutils,psmisc,glib,mkfontscale,pixman,libdrm,xcb-proto,gobject-introspection,util-macros,llvm,usbutils,libtirpc,libXi,xkeyboard-config,mesa,xinit,xorg-server,tigervnc,gentoolkit,lxml,busybox,openrc,avahi,vixie-cronが更新されました
2011-11-26 (Walbrix 3.1.2)
- dom0カーネルが3.1.1から3.1.2に更新されました
- nilfs-utilsが 2.0.21から 2.1.0に更新されました。Walbrixでは特にnilfsを使用していませんが、含まれています。
- udevルール xen-backend.rules において tapデバイスに関する設定を若干修正しました(HVMドメイン利用時に必要?)
- freetype, libusbが更新されました
2011-11-14 (Walbrix 3.1.1)
- gccが 4.4.5から 4.5.3-r1に更新されました
- Xen及び管理ツールが 4.1.1から 4.1.2に更新されました
- dom0カーネルが 3.0.4から 3.1.1に更新されました
- domUカーネルが 2.6.32.46から 2.6.32.48に更新されました
- acpid,audiofile,automake-wrapper,bzip2,dhcp,drbd,emul-linux-x86-baselibs,expat,iptables,flex,fontconfig,freetype,gentoolkit,kbd,klibc,less,libcap,libevent,libffi,libmng,libpng,libxml2,libxslt,linux-headers,dev-perl/Locale-gettext,nilfs-utils,ocaml,openssl,pam,parted,pax-utils,perl,procps,python2.7,python3.1,readline,sandbox,dev-python/setuptools,splashutils,timezone-data,util-linux,vlgothic,xen-pvgrub,xen-tools,xorg-server が更新されました
- cmake,dev-perl/Crypt-PasswdMD5,dejavu,dev-perl/Digest,libarchive,mpc,mtools,perl-digest-base,pypam,syslinux,ttf-fonts,yajl が追加されました
- domUの時計がdom0と全く関係ない時刻になってしまう問題が解決されたような気がします
- domUでhwclockコマンドがクラッシュしなくなったような気がします
- DRBDのユーザーランドがカーネル内蔵のDRBDに追いつきました
- iscsitargetに加えて、ndiswrapperも最新のLinuxカーネルに追いつかなくなったので一旦削除しました
- VLゴシックフォントの更新によりWBUIで時計の動きが少しおかしくなってしまっています
2011-09-02 (Walbrix 3.0.4)
- cronbase, emul-linux-x86-baselibs, busybox , vixie-cron, portage, gmp, sysvinit, ca-certificates, make, dev-python/setuptools, s3fs, xen-toolsが更新されました
- binutilsが 2.21.1から 2.20.1-r1にダウングレードされました。一部binutils 2.21でビルドに失敗するソースがあるためです
- X11関係のコンポーネントがいくらか更新されました。mesaの更新に伴い、LLVMが追加されました
- dom0カーネルが 3.0.3から 3.0.4に更新されました
- domUカーネルが 2.6.32.45 から 2.6.32.46 に更新されました
- openvpn.confにfloatオプションを追加しました
- /etc/udev/rules.d/xen-backend.rules から tapに関するルールをコメントアウトしました。openvpnの動作に影響するためです
- WBUIで領域(ボリュームグループ)の新規作成に失敗するのを修正しました
- WBUIで「ユーティリティ」を起動してブラウザからアクセスしても何も表示されない問題を修正しました
- 既知の問題点がいくつか新しく判明しました
2011-08-23 (Walbrix 3.0.3)
- dom0カーネルが2.6系から3.0.3に更新されました。インストーラ用カーネルとdom0カーネルが統一されました
- メインラインカーネルをXen dom0として起動した場合に uvesafbが使えないため、画面表示のためのドライバが uvesafbからXenのvesafbドライバに戻りました(ただしインストーラは相変わらずuvesafbを使用しています)
- domU用のカーネルが gentoo-sources-2.6.32-r31から vanilla-sources-2.6.32.45になりました
- Xenが4.1.0から4.1.1に更新されました
- binutils, man-pages, libaio, drbd, cpufrequtils, baselayout, libtool, iptables, freetype, libevent, file, s3fs, bzip2, gnuconfig, xz-utils, module-init-tools, samba, libXfont, attr, acl, e2fsprogs, e2fsprogs-libs, ntfs3g が更新されました
- genkernel-3.4.16, dev-python/beautifulsoup-3.2.0, dev-python/lxml-2.3 が追加されました
- 既知の問題点が減ったり増えたりしました
2011-07-17
- インストーラのカーネルが 2.6.39から 2.6.39.3になりました
- domU用のカーネルが 2.6.32-r31から 2.6.32-r33になりました
- curl, make, ppp, lsscsi, numpy, libxml2, udev, python-updater, gentoolkit, pygame, ssmtp, portage, libpng, autoconf, nasm, gawk, pkgconfig, libpthread-stubs, nbd, openrc が更新されました
- dev-python/argparse-1.2.1, s3cmd-0.9.9.91が追加されました
- X11関連のコンポーネントが更新されました(WalbrixのUIはX Windowを使用していませんが、将来的な用途拡張のために含まれています)
- 既知の問題点が増えてしまいました orz
2011-05-30
- acpidを2.0.6から2.0.9に、bisonを2.4.2から2.4.3に、libconfigを1.3.2から1.4.7に更新しました
- OpenRC/baselayout2への移行を行いました。openrc-0.8.2-r1, baselayout-2.0.2、module-init-tools-3.12-r1
- OpenRC/baselayout2への移行を行ったさい、グラフィカルな起動進捗表示画面(スプラッシュ)が正常に表示できなくなったので一度スプラッシュを除外しました
- WBUIが0.0.23になっています。UIの機能に変更はほぼなく、最新のXenやGentoo Linuxに合わせるための調整のみ行われています
- domain U用カーネルを 2.6.32-gentoo-r31に変更しました。domain 0用と違い最新のハードウェアを追いかける必要がないことから、domain Uには安定してメンテナンスの続けられているバージョンを使うことにしてみました
- コマンドライン用管理ツール /usr/sbin/wb が追加されました。これの使い方については、仕様がもう少し固まったらどこかで解説します
- インストーラがLVM用パーティションに8eを付るのを忘れていたので付けるようにしました
- 既知の問題点を追記
2011-05-20
- glibcを2.11.3から2.12.2に、procpsを3.2.8から3.2.8-r2に更新、baselayout2/OpenRCへの移行はまだです
- インストーラーのカーネルを 2.6.39に更新(2.6.38はSandy Bridgeと相性が悪かったかも、かといって実はSandy Bridgetで2.6.39をテストしてみたわけではない)、/bootにdomU用カーネル vmlinuz-2.6.39-gentoo を追加。dom0カーネルはまだ2.6.38のまま。頼むぜAndrew!
- カーネルについてを追記
2011-05-08,09
- 主に自社の利便性のためにこのページを作成
- ISOイメージなど女子供の使うものという人のために tarファイルのダウンロードリンクを追加
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