Walbrixのディレクトリ構造

用語

ブートパーティション

Walbrixの起動に使用されるパーティション。FATでフォーマットされており BIOS版及び EFI版の grubが格納されている。サイズは数GBで、OSイメージ(squashfs)もここに格納される。

データパーティション

ブートパーティションを作成した残りのディスクスペースを btrfsでフォーマットしたもの。ブートパーティションとデータパーティションは対となって同じディスク上に存在する。

/var/vm

仮想マシン及び「領域」(ボリューム)が格納されるディレクトリ。

領域とは仮想マシンを保存する場所のこと。Walbrixをインストールしたディスクには標準で default 領域が関連付けられる。それ以外の領域はディスクの増設により増えてゆく。

@から始まる名称のディレクトリは領域を意味し、何らかのパーティションがマウントされる。マウントは scan-volumes.service によって起動時に行われるほか、wb volume scan コマンドによっても行われる。

/run/vm

稼働中の仮想マシンに関連して自動生成されたリソースが格納される一時ディレクトリ

/run/initramfs

Walbrix独自のinitramfsにより起動時にsquashfs+overlayfsで構成されたルートファイルシステムのバッキング

/etc/walbrix

その他設定

2021年9月30日 Walbrix Support

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