LSI社 3wareブランドのRAIDコントローラは Linuxで標準サポートされているため、ドライバのインストールをすることなく Walbrixでも利用できる。ただ、システム稼働中にアレイ管理を行うためには 3DM2と呼ばれる管理ツールをインストールする必要がある。

3DM2のインストーラは RedHat, SuSE, Debian, Ubuntuにしか対応していないため、Walbrixでは下記のようにして手動でインストールする。

適当な作業ディレクトリを作成して、そこで zipファイル(e.g. 3DM2_CLI-linux_10.2.2.1_9.5.5.1.zip)を展開

unzip 3DM2_CLI-linux_10.2.2.1_9.5.5.1.zip

install.shを無視してさらに tdmCLiLnx.tgzを展開

tar zxvf tdmCliLnx.tgz

必要なディレクトリを作成

mkdir -p /opt/3ware/3DM2/msg
mkdir -p /opt/3ware/3DM2/help
mkdir /etc/3dm2

コンフィグファイルを /etc/3dm2 以下に配置する。コンフィグファイルには障害メール送信(SMTPサーバが必須)関連の設定などもできるので必要に応じて設定しておく。

mv 3dm2.conf /etc/3dm2/

3DM2ユーティリティとtw_cli(コマンドラインツール)のインストール 但し 32bitシステムの場合、x86_64の部分を x86にする。現在稼働している Walbrixが 32bitか64bitかを判別するには uname -m と入力する。結果が x86_64であれば 64bit、i686であれば 32bitとなる。

mv 3dm2.x86_64 /usr/sbin/3dm2
mv tw_cli.x86_64 /usr/sbin/tw_cli

3DM2ユーティリティ用のメッセージファイルとロゴ画像をインストール

tar zxvf tdm2Help.tgz -C /opt/3ware/3DM2/help
tar zxvf tdm2Msg.tgz -C /opt/3ware/3DM2/msg
mv logo.gif /etc/3dm2/

ここまでで作業ディレクトリはもう削除してOK

3DM2ユーティリティの自動起動を設定

echo -e '#!/bin/sh\n/usr/sbin/3dm2' > /etc/local.d/3dm2.start
chmod 755 /etc/local.d/3dm2.start
3DM2ユーティリティを起動
/usr/sbin/3dm2
3DM2ユーティリティへアクセスするには手元のブラウザで httpsでポート番号 888番へアクセスする。
https://WalbrixのIPアドレス:888/