Walbrixは DHCPで自身のIPアドレスを決定しますが、もしWalbrixを起動した際にIPアドレスがDHCPで取得できておらず 169.254...のようなものになってしまっているような場合はコンソールからネットワークインターフェイスの状態を確認してみてください。

以下、Linuxコンソール(Walbrixのメニューから「設定とツール」→「Linuxコンソールの利用」にて操作をします。コンソールを抜けるコマンドは exit です。

ネットワークインターフェイスが認識されているか

Walbrixがネットワークのハードウェアを認識しているかどうかについては、

dmesg | grep eth | less

としてみてください(上下キーで表示をスクロール、qキーで終了)。搭載されているネットワークチップの種類によって表示が違います。

[    8.267707] tg3 0000:02:00.0 eth0: Tigon3 [partno(BCM57780) rev 57780001] (PCI Express) MAC address 00:19:99:XX:XX:XX
[   24.764893] e1000e 0000:05:00.0 eth1: (PCI Express:2.5GT/s:Width x4) 00:1f:29:XX:XX:XX

上記の例では、Broadcom社製と Intel社製のふたつのネットワーク・インターフェイスが搭載されていることがわかります(それぞれ eth0 eth1 と呼ばれます)。Walbrixのデフォルトでは eth0 のみが使われますので、LANケーブルは eth0に相当するポートに接続してください

LANケーブルが接続されているか

eth0にLANケーブルが接続されているかどうかを確かめるには、LANポートのLEDが点灯しているかどうか確認するのが一番早いですが、念のためコマンドで調べるには

ethtool eth0

として Link detected: yes の表示を確認します。

LANケーブルが正しい接続先に接続されているか

eth0に差し込まれた LANケーブルの接続されている先が正しいかどうかを判定するには、そのネットワークに必ず居るであろう IPアドレス(普通はルーターが存在するはずです)に対して arping -Dコマンドを打ってみる方法があります。普通の pingコマンドと違い、arping -Dコマンドであれば IPアドレスが正しく取得できていない状態でも利用できます。例えばルーターのIPアドレスが 192.168.0.1だとしたら、

arping -D -I eth0 192.168.0.1

とします。LANケーブルの接続されている先に該当するIPアドレスを持つ機器が存在するならば、

ARPING 192.168.0.1 from 0.0.0.0 eth0
Unicast reply from 192.168.0.1 [00:A0:DE:XX:XX:XX]  1.170ms
Sent 1 probes (1 broadcast(s))
Received 1 response(s)

のような応答が返って来ます。何秒待ってみても応答が返らない場合は物理的な接続に問題がある可能性がありますので、Ctrl-Cでコマンドの実行を中断して原因を調べてください。