UEFIとは

UEFIとは、OSを起動するための制御ソフトウェア(ファームウェア)です。コンピュータの電源を投入した直後から、OSが起動するまでの間の処理を行います。従来はこの部分の処理を BIOSと呼ばれるものが行っていましたが、BIOSは16ビットコンピュータ時代の古い設計を受け継いでいるため最新のハードウェアやソフトウェアに対応することが困難になりました。具体的な例としては、BIOSでは 2TBより大きいハードディスクから OSを起動することができません。そのため、最近ではより新しいものである UEFIを搭載したコンピュータが一般的になっています。

WalbrixのUEFI対応

Walbrix 3.14までは BIOSにしか対応していなかったため、2TBより大きかったり論理セクタサイズが 512バイトよりも大きかったりするようなハードディスクにインストールすることができませんでした。Walbrix 3.15からは BIOSとUEFIに両対応となっています。

WalbrixをUEFI起動するためには、UEFIの設定で Secure Boot(セキュアブート)機能をオフにしてください。Secure Bootとは、マイクロソフト社が認めたOSしか起動できないようにコンピュータを保護する機能です。参考記事: 記者の眼 - セキュアブートの光と陰:ITpro

Walbrixのインストール先ディスクとBIOS/UEFIの関係

インストール先ハードディスク可能な起動方法
2TBまでのHDDBIOSとUEFIのいずれでも起動可能
2TBより大きいHDDUEFIでのみ起動可能

Walbrixのインストーラは、インストール先ハードディスクが2TBまでの容量であれば BIOSでも UEFIでも起動できるようにインストールを行います。つまり、BIOS専用機でWalbrixをインストールしたハードディスクを UEFI専用のコンピュータに付け替えても起動できるということになります。

UEFI非対応版 Walbrixとの互換性

WalbrixのUEFI対応にあたりシステムのパーティション構成が変更されたため、Walbrix 3.15以降と Walbrix 3.14以前のバージョン間にはアップグレード互換性がありません。Walbrix 3.14から Walbrix 3.15以降へのアップグレードインストールは出来ないことになりますのでご了承ください。

マルチブートについて

UEFIはひとつのハードディスクに複数のOSをインストールして切り替え利用するマルチブートを考慮した設計になっていますが、Walbrixのインストーラはマルチブートに対応していないためたとえUEFIを利用するとしても必ずひとつのハードディスクを専有します。OSを切り替えて利用したい場合は、WalbrixをUSBメモリ(2GB以上)にインストールするなどしてください。