はじめに

Walbrixを試してみたいのだけれど、手元にちょうど余っているPCがないという場合、PCに詳しい方なら仮想環境上にインストールすることを思いつくのではないでしょうか。仮想環境を実現するソフトウェアはいくつかありますが、特にOracle VM VirtualBoxは無料で提供されているため多くの方が利用していると思います。

それ自体が仮想マシンを稼働させるためのOSである Walbrixは本来、仮想マシンの下で動作させるようなものではないのですが、仮想化対応の CPUであれば(※) VirtualBox上でも Walbrixを(安定性はともかく)動作させられることが多いようです。長時間の運用ではなく試用を目的として、ここでは VirtualBoxの仮想マシンとして Walbrixをインストールする手順をご紹介します。

VirtualBox は必ず最新版をお使い下さい。本ページのスクリーンショットは Windows版 VirtualBox 4.1.8 r75467 で取得しています。

※仮想化非対応のCPUでは恐らく Walbrixを VirtualBox配下で動かすことはできません。

VirtualBox上に Walbrix仮想マシンを作成する

作成した Walbrix仮想マシンの設定を調整する

VirtualBoxのネットワーク設定を調整しないと、Walbrix上で仮想マシン(仮想マシンの中の仮想マシン、ということになります。ややこしいですが!)をせっかく作成してもそこへアクセスできません。その調整とは、「ブリッジモードにし、プロミスキャスモードを許可」することです。以下で方法を解説します。

また、オーディオデバイスのエミュレーションが Walbrixの動作に悪い影響を与えることがあるため、オーディオを無効にしてください。

Walbrixをインストールする

インストールディスクでの起動に成功するとインストーラが起動し、インストール先ハードディスクを聞かれます。VirtualBox上でひとつしか仮想ハードディスクを作成していなければここでもひとつしか選択肢は表示されません。Enterキーを押して進めて下さい。なお、sdaは Scsi Disk A のことです。なのでもし二台目のハードディスクが接続されていればそれは sdb になります。最近の Linuxでは、IDEでもSerial ATAでも SCSIでも一貫して SCSI扱いにするようになっています。

インストールはあっという間に終わります。

インストールが終わると、インストールディスクやBIOS設定についてのメッセージが出力されますが、このページの手順に沿って VirtualBox上にインストールを行っている場合は特に気にする必要はありませんのでそのまま Enterキーを押して仮想マシンを再起動してください。

Walbrixの起動

起動中、しばらく画面が真っ暗な状態で待たされることもありますが少し根気よく待つと起動画面が表示され、無事に Walbrixを利用可能になります。

使用中にもし Walbrixの画面が固まってしまった場合は、VirtualBoxの「仮想マシン」メニューから「ACPIシャットダウン」を選択することで Walbrixを終了させることができます。