Redmineは Webブラウザ上から利用・設定・管理が可能なプロジェクト管理ソフトウェアです。日本の現場によく通じそうな言葉で言うと「課題管理システム」となるでしょうか。

Redmineではプロジェクトにまつわる一つ一つのタスク(日本語のRedmineではチケットと呼んでいます)を作成することが出来、それぞれについて、「題名」「内容」「期限」「担当者」「ステータス」などといった項目を記入することが出来ます。

チケットには掲示板方式でメッセージを追記したり、ファイルを添付したり出来ます。また、未完了のタスクや特定のメンバーに割り当てられているタスクを一覧で表示したりなど進行の把握に必要な様々な機能が Redmineには搭載されています。

Redmineは主にソフトウェアの開発に使用されることが想定されていますが、設定や使い方次第では Webサイト製作その他の幅広い現場で有効に活用が出来ることでしょう。

Redmineは Ruby on Railsというフレームワークを用いて開発されており、その動作にはMySQLなどのデータベースが必須です。Ruby on Railsは優れた Webアプリケーションを素早く開発できる素晴らしいフレームワークですが、アプリケーションを動作させるための環境設定が非常に難しく、またデータベースの知識も必要です。しかも多くのレンタルサーバでは Ruby on Railsを動作させることが出来ません。

このような有益なフリーソフトウェアを、設定が困難であるという理由で使えないのは大変惜しいことです。仮想化OSである Walbrixはそのような問題を解決します。

設定の難しいオープンソースアプリケーションも、Walbrixなら設定済みの「仮想アプライアンス」を選択してダウンロードするだけ。仮想アプライアンスとは »

Subversionとの統合

Walbrix用の Redmine仮想アプライアンスには Subversionも統合されており、Redmineのユーザーとパスワードで Subversionのリポジトリへもアクセス出来るように設定されています。これは Walbrixだけのスペシャルフィーチャーです。

Subversionはプログラムのソースコードを保持し履歴を管理するソフトウェアで、ソフトウェアの開発を行う現場では Redmineと合わせて利用することで非常に強力な共同作業環境となります。

Redmineの利用

技術メモ by Walbrixの中の人

Walbrix版 Redmineの目玉はなんといっても Subversionとの連携です。Redmine側のユーザーID/パスワードを使って Subversionにアクセスできるので、Subversionのユーザー管理に悩まされずに済みます。

昨今、カッティングエッジのほうでは分散SCMへの移行が盛んですが、非プログラマも参加するリポジトリであれば相変わらず Subversionのような集中型SCMを選択するほかないと思います。

Subversion連携は簡易なものです。リポジトリはシングルタイプで作成されており、プロジェクト単位やグループ単位でのアクセス制御などまでは連携していないので万一大規模な組織で運用するにはそれなりに設定変更をして利用する必要があるでしょう。

以前のバージョンのredmineだとパスワードは単純なハッシュ値だったので MySQLにbase64のUDFを登録してやれば Apache標準のデータベース認証モジュールで認証できたのですが、最近は塩を振るようになったので SQLだけでは処理ができず仕方なく mod_authnz_externalのお世話になっています。

(中の人)